私は会社員として、新卒で入社した企業で働いています。
特に出世もしていませんが、定年まで仕事を続けられそうな手ごたえはあります。
結婚して10年ほど経ち、妻との関係はケンカも少なく安定していましたが、恋愛感情のようなものはなくなっていました。
このまま静かに年を取って行くのかな…それもいいなと思っていたのですが、同時に、いつか刺激的な恋愛がしてみたいな…という事もうっすら思っていました。
もちろん積極的に不倫がしたいと思った事はありません。
学生時代のサークル仲間と再会。小柄、巨乳のあの子と男女の仲に
そんなある日、学生時代のサークル仲間と再会しました。
ある夜、会社が終わった後に会社の同僚が仕切る飲み会に参加をする予定だったのですが、取引先との交渉が長引き、飲み会の参加時間を大幅に過ぎてしまいました。
二次会から参加すればいいと判断し、私は一人でも入りやすいスペインバルのようなお店に入り、ビールを飲んでいました。
セルフ方式のお店だったので、ビールやカクテルを追加するたびに、席を立ってカウンターに行き、注文する必要があります。
一杯目のビールを飲み終わり、ビールの追加のためにカウンターに歩いていると、後ろから声を掛けられました。
それがサークル仲間のMさんでした。
Mさんは当時サークルでいちばん人気の女性で、彼氏もいました。
小柄ですが、笑顔が素敵で、とびきり胸が大きい女性でした。
私は「素敵だな」と思うだけで、学生時代は高嶺の花のような存在でした。Mさんは当時のように綺麗で、とても魅力的でした。
しかし、少し疲れているような印象も持ちました。あまり男運に恵まれない人生を歩んできたみたいです。
一緒の席に座り懐かしい話をしながらお酒を飲んでいるうちに、お互いがエッチな気持ちになったのが分かりました。
お店を出て、ラブホテルが集中しているエリアに行き、どちらともなく一軒のラブホテルの中に入り、その日のうちに男女の仲になりました。
不倫は後味が良くない。それでもあの夜が忘れられず
Mさんとはバルで連絡先を交換をしていたのですが、自分からは連絡をしないようにしようと決めました。
Mさんとの一夜は刺激的でしたし、憧れの女性と関係を持つ事ができた興奮も強かったのですが、やはり後味が良くなく、「不倫はそれほど楽しくない」と感じたからです。
しかし一か月ほど経った頃、Mさんから連絡が入り「会いたい」と言われました。
一瞬、無視しようかなとも思ったのですが、彼女と抱き合った夜の事を思い出すとたまらない気持ちになり、「もう一度だけ関係を持とう」と決めました。
居酒屋でお酒を飲みましたが、それは景気づけというか、エッチをするために感覚を麻痺させるためで、会話を楽しむという感じではありませんでした。
すぐにお店を出てラブホテルに行き、再び関係を持ちました。
その日のエッチが済んだ後、ベッドにふたりで仰向けに寝転んでいた時に、Mさんが「私達、セフレだね」と言いました。
そのセリフを聞いて私は、「これは不倫じゃなくて、セフレとの遊びなんだ」と思い、気持ちが楽になりました。
それからは月に一度か二度、私からもMさんに連絡をして、軽く飲んでからラブホテルへ、またはいきなりラブホテルへ直行という事を繰り返しました。
このような不倫関係が1年くらい続いた頃、妻の自分を見る目が厳しくなってきたような気がしました。
「不倫がばれているのかもしれない」…そう私は思いました。
疑惑の目。不倫が妻にバレている?
MさんからはSNSを通じて連絡がきていたため、スマホに通知が来るたびに、ビクッとして席を立ったり、トイレに入って確認し、本当にMさんからだった場合は、隠れて返事をしていたからです。
次第にスマホに通知が来ると、妻が「ちょっと見せて」と言うようになりました。
このままでは確実に不倫がばれてしまうと思ったので、本気でMさんと別れる事にしました。
Mさんに会って話をして、別れる事に納得してもらおうと思い、バーで待ち合わせをしました。
私が妻に「不倫はやはり良くない、別れよう」と言うと、Mさんは「不倫じゃないよ、私達セフレだよ」と言いました。
「一緒にテニスをしているようなもんだよ、健全な関係だよ」とも言いました。
結局、Mさんに押し切られて、その日もラブホテルに行き、関係を持ってしまいました。
それから半年以上、不倫関係を続けて、Mさんから連絡が来なくなったのを潮に、不倫関係が終わりました。
不倫や浮気の刺激はものすごい。しかし
結果的に妻にはハッキリとばれず、不倫があった事はうやむやになったような感じです。
お笑い芸人のひとりが「オフホワイト」と言っていましたが、かなりグレーな感じで、妻と過ごしています。
同じような状況になった時に、自分はどうするかと考えてみると、「また不倫をしてしまう」という答えが出てしまいます。
不倫や浮気は、それくらい刺激的だからです。
しかし、今回はラッキーというか、妻の度量が広かったから、私は許されましたが、最悪の場合は離婚に発展していたと思います。
そう思うと、ちょっと怖くなります。それなりのリスクがあるから不倫は楽しいのだと思いますが、楽しめない人にはおすすめできません。